和歌山県高野山の麓、地下1,187メートルから湧き出す35億年前の太古の化石水と言われる温泉水(銀水)と岩肌を通って二重ろ過された無菌の地下水(金水)をブレンドして生まれたミネラルウォーター「月のしずく」。
「月のしずく」とはどんなお水なのか、ご紹介します。
「月のしずく」は高野山麓にある温泉施設「ゆの里」に湧き出た2つの天然水をブレンドしたミネラルウォーターです。
「ゆの里」は大阪・なんば駅から南海高野線に乗って約50分、橋本駅に下車し紀の川沿いに車で走った10分ほど走った「神野々(このの)」という場所にあります。
神野々は真言宗の開祖・空海が目にしたであろう白鳳期から奈良時代にかけて旺盛を誇った「神野々廃寺跡」があるところ。現在も高野山の修験者が行き交う霊験あらたかな場所です。
「月のしずく」を構成する二つの水は同じ土地に時期を別にして湧き出た水で「金水」「銀水」と呼ばれています。
「金水」は葛城山系の岩肌を通り自然に無菌化された地下水。「銀水」は地下1.187メートルから湧き出た温泉水で、黒色片岩の“一枚岩”の中に長い間閉じ込められ保存されていた化石水ではないかと言われています。
専門家を驚かせたのは温泉水「銀水」のミネラルの豊冨さとバランスの良さでした。
カルシウムをはじめマグネシウム、鉄、亜鉛といった従来のミネラルや、25元素(マンガンやセレン)など希少な成分も含まれており、通常の温泉水では考えられないほどの多種多様なミネラルで成り立っていて、その成分バランスは 胎児を育む羊水と似ていると言われています。
つまり、私たちの体内のミネラルバランスに近い水であり、体に有益な成分を多く含んだ水と言えます。
また、ミネラルが豊富な温泉水に含まれがちな水銀やヒ素といった有宙な成分が、「銀水」からは一切検出されていません。
「銀水」は非常にミネラル豊富で不思諦な力をもつ水ですが、そのままではミネラル濃度が高すぎるので毎日の飲用には適しません。
この「銀水」を水質の高さやおいしさのバロメーターである 溶存酸素の量が高い、無菌の地下水「金水」で薄めたのが「月のしずく」です。
2種類の水の相性は抜群。混ぜることで、飲みやすくなっただけでなく、ミネラルのバランスも量も整い、新たな力を発揮する水となりました。
水を飲むことで同時に行っているのがミネラル補給です。
水は雨や告が長い時間をかけて岩石や岩盤 に没透、鉱物を溶かし込んでいくため、マグネシウムやカルシウムなど人間に必要不可欠なミネラルを含みます。
溶け込む鉱物の違いや配分によって「軟水」「硬水 」に分かれますが、石灰岩が少なく国土が狭い日本の天然水は、ミネラル成分が少ない軟水が多いのが特長です。
出汁やお茶などのうまみがよく溶けだす軟水は日本人の食文化に合った水ですが、ミネラルが少ないのが難点でもあります。
ミネラルが豊富な肥沃な土地で育った野菜を食べていた昔と比べ、やせ細った土壌で栽培された野菜を食べている現代人は、慢性的なミネラル不足なのです。
そんなミネラル不足の現代人に適した天然水が「月のしずく」です。
「月のしずく」は体内のpHに近い7.2。硬度は130.5の「中硬水」で、ミネラルがバランスよく含まれた水です。
ミネラル不足であればミネラルを多く含む硬水がよいと考えがちですが、量を多くとればいいというわけではありません。実際、ヨーロッパの硬水を飲むとお腹を壊してしまう人もいます。
体に必要な量は決まっており、ミネラルのとり過ぎは決して体にいいわけではありません。
「月のしずく」は毎日飲み続けることで、ゆっくりとミネラル不足の体にアプローチ。バランスのよい量だからこそ毎日摂取でき、自然と体を整えてくれる水なのです。